昨日は2月14日バレンタインデーでしたね。
毎年バレンタインデーを迎えると、ほろ苦い思い出がリフレインしてきます。
僕がまだ小学生の頃の話。
当時、野村少年はクラスのアイドル的存在、小島サエコちゃん(仮)の事が好きでした。
僕の小学校は岡山県北部の小学校で人口が少なく、一学年14人(男子7人、女子7人)でした。
クラスの男子7人全員が、小島サエコちゃんのことが好きでした。
小島サエコちゃんは低学年の頃からおそらく、クラスで1番足が速かった乾藤セメル君の事が好きでした。
バレンタインデーともなると、朝からクラスの男子たちは、ソワソワとイロメキだし、無駄に大きい声を出したりします。
少しでも小島サエコちゃんの目に留まろうと。。
そして、その無駄な大声は、のちに無駄になるだけでした。
現場を目撃したことはないのですが、他の女子から聞くのは、
小島サエコちゃんは放課後、乾藤セメル君にチョコレートを渡していたで!と。
それを聞き、バレンタインデーに敗戦した自分含め残りの6人の男子は朝と全く違うテンションで家に帰っていきます。
もはや、リアルバチェロレッテです。
そして家に帰ってからが、ほんまの地獄。
野村少年が家に到着すると、母親が息子3人にバレンタインデーチョコレートを用意しているんです。
それがなんとも辛かった笑
母親は、息子に優しさで用意してくれていたんでしょうが、
敗戦後に、なんとも言えない感情で母親からもらったバレンタインデーチョコレートを食べていました。
あれから30年。
毎年バレンタインデーになると、その頃のほろ苦い思い出を、
チョコっとだけ思い出す野村オジでした。
チョコだけに